ＬＤＬコレステロールって悪玉？

コレステロールが気になることも多いと思いますが、

もともとコレステロールは　私たちの生命の維持に

欠かせないものです。　「悪玉」とされているＬＤＬは、

コレステロールをからだじゅうの細胞へ運ぶという

とても大切な役割をになっていて、ＬＤＬそのものは

本当は悪玉なわけではありません。

ところが、ＬＤＬが過剰になってくると細胞や血液中に

必要以上にコレステロールがたまり、動脈硬化を招く

原因になるため、ＬＤＬは悪玉といわれているのです。

また、中性脂肪が増えると、善玉（ＨＤＬ）コレステ

ロールが減って細胞にためこまれたコレステロールを

回収できなくなってしまい、 動脈硬化が進行します。

中高年の女性では、閉経した後はエストロゲンという

ホルモンが減るので、悪玉コレステロールを分解する

能力が低下します。このため５０～６０代で高脂血症

になる女性が多くなっているようです。